
漂着民・市民
岸浦汐きしうら・うしお
音楽教師・「岸の子守唄」採譜者漂着一世・74歳
「岸の子守唄」を採譜した音楽教師。第5窓の「声」と子守唄の節回しが似ていると最初に語った。
登場記事 26本 / 初出 8月29日 / 最新 10月29日
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登場する記事
新人刀士・誉田舞、第5窓の窓室警備に初めて立つ 「抜かないことも、仕事だと分かった」
既報(9月26日)の刀士免許秋試験で、鹿目流・水無瀬流・氷室流いずれの家系にも連ならない初めての合格者として話題になった誉田舞(23)が、28日夜、亀戸・第三鑑定センター裏の第5定常窓「剣の国」の窓室警備に、研修として初めて立った。窓漂着物の解読班(既報24日)が分析を続ける現場でもあり、刀は一度も鞘から出なかった。「抜かないことも、仕事だと分かった」と振り返る。
鵜飼市長の瑠海答礼訪問、外務省が検討着手 候補時期は来年5月前後
既報(22日)の瑠海国王カイエ3世の離亰に際し、外務省・宮内庁が鵜飼素子市長による答礼訪問を検討する方向で基本合意したことを受け、外務省は26日、具体的な時期の検討に着手したと明らかにした。外務省筋によると候補として来年5月前後が浮上しているが、確定ではない。実現すれば日ノ國の首長による瑠海訪問は史上初となる。
第5窓の送付物、解読班が始動 ヒンド数理班・ヘラス古文献研究者・漂着一世が参加
TDA次元調査課は24日、既報(20日)の第5窓「剣の国」で回収された送付物——絵と文字のある紙——について、第三鑑定センターを中心とした解読班を正式に発足させたと発表した。ヒンド連邦の数理解析班、ヘラスの古文献研究者、そして漂着一世の岸浦汐(74)が加わる異色の編成で、現時点では記号の並びに一定の規則性がうかがえるという一次所見のみが示された。文字の意味、絵が何を描いているかはいずれも未解明のまま、次元調査課は「急いで答えを出す場ではない」と改めて強調している。
岸八の枕:王様と爺さんの、どっちも一世という話
連載「岸八の枕」第7回。瑠海国王が音楽教師・岸浦汐と非公式に面会していたという記事を読んだ落語家が、同じ漂着一世として思うところを語る。
瑠海国王カイエ3世、4日間の来訪終え離亰 岸浦汐さんと非公式に面会していたことが判明
瑠海王国の国王カイエ3世(34)は22日午前、羽田空路から離亰し、19日から4日間にわたった史上初の国王来訪の日程を終えた。外務省・宮内庁は離亰にあたり、来年を目途に鵜飼素子市長による瑠海への答礼訪問を検討する方向で基本合意したと発表した。一方、随行したトゥイ・マカレア侍従長(52)は会見で、国王が21日夜、非公式に音楽教師・岸浦汐さん(74、漂着一世)と面会していたことを明らかにした。公式日程には記載のない、ごく短い時間だったという。
白瀬ユキ、追加公演チケット発売開始 初の2回公演に問い合わせ集中
歌手・白瀬ユキ(31)の12月12日・京橋ホール単独公演について、既報(11日)の完売を受けて追加された同日昼公演のチケットが、21日午前10時に発売を開始した。既報どおりオリジナル曲中心の単独公演として初の2回公演となり、発売開始直後から案内窓口に問い合わせが集中した。
第5窓「剣の国」、向こうから小さな筒 史上初の「意図して送られたとみられる物」を回収
TDA次元調査課は20日未明、第5窓「剣の国」の開口中、窓の向こうの人物が小さな筒状の物を窓へ向けて投げる動作を直接観測し、筒が境界を越えて窓室側に落下、回収したと発表した。これまでの「札を掲げる」行動とは異なり、物が意図して送られたとみられる事例としては史上初めて。中には絵と文字のある紙が収められていたが、解読は始まったばかりで、次元調査課は「意味づけは急がない」としている。
第5窓「剣の国」、市場の人々が札を窓へ 次元調査課「気づいている兆候」初めて認める
TDA次元調査課は5日、第5定常窓「剣の国」で9月27日・30日・10月3日の3回の開口中、窓の向こうに見える市場の一角で、人々が小さな木札のようなものを窓の方向へ掲げる行動が連続して確認されたと発表した。これまで「向こうがこちらを認識している証拠はない」としてきた公式の立場を、今回初めて修正し、「気づいている兆候とみてよい観測が積み重なった」との見解を示した。断定は避け、意思疎通とは依然区別している。
第5窓「剣の国」の声、録音を一部公開 岸浦汐さん「子守唄の節回しに似ている気もする」
TDA次元調査課は2日、既報の第5窓「剣の国」で9月30日未明に録音された「声のような音」について、分析前の原音源の一部を報道機関向けに公開した。音を聞いた「岸の子守唄」採譜者の岸浦汐さん(74)は「節回しに似ている気もする」としつつ、断定は避けた。次元調査課は「声だと決める材料はない」という立場を崩していない。
第5窓の声、録音公開 漂着一世「子守唄と節回しが似ている」
TDA次元調査課は1日、既報の第5窓「剣の国」で録音された声のような音の一部を記者会見で公開した。立ち会った漂着一世の岸浦汐さん(74)は「岸の子守唄と節回しが似ている気がする」と証言、岸谷タネさん(101)も同じ音を聞いて同様の反応を示した。次元調査課は「断定できる材料はない」との慎重な姿勢を崩していない。
「岸辺の歌」屋外初開催、約5300人 白瀬ユキ・岸辺セブン・柳亭岸八、三つの初披露そろう
音楽祭「岸辺の歌」が23日夜、岸浜公園で初めて屋外開催された。既報の白瀬ユキによる「岸の子守唄」公式カバー生披露、岸辺セブンの新曲「灯りの先に」尾を使う振り付け完成披露、柳亭岸八の新作落語「窓芸」初演の三つがそろい踏み。動員は主催の潮騒レコード発表で約5300人と、前年推計の3倍超。降水確率20%の予報だったが開演から閉演まで雨は降らず、最前列には既報どおり岸谷タネさん(101)が「聴く係」として招かれた。
音楽祭「岸辺の歌」あす開催 白瀬の再びの一度きり、岸辺セブンの尾、岸八の新作、三つの初披露が重なる夜
漂着系音楽祭「岸辺の歌」が23日、湾岸緑道特設ステージで開かれる。前売り券は既報のとおり3日で完売しており、22日は主催の潮騒レコードと会場設営チームが最終準備に追われた。白瀬ユキの「岸の子守唄」生披露、岸辺セブンの尾を使う振り付けの完成披露、柳亭岸八の新作落語「窓芸」——3つの初披露が同じ夜に重なる、開設以来で最も厚みのある番組になる見通し。雨天時の開催可否は23日朝に最終判断される。
白瀬ユキ「岸の子守唄」一度きりの生放送、無事終える 録音なし、アーカイブもなし
協会ラジオは20日夜、既報のとおり歌手・白瀬ユキによる「岸の子守唄」公式カバーの一度きりの生放送を実施した。採譜者・岸浦汐(74)の口移し指導どおり、対訳を伏せたまま全13番中3番を歌い上げ、既報の方針どおりアーカイブ・再放送はなし。23日の音楽祭「岸辺の歌」での生披露を前に、聴き逃した人からの反響が21日も収まらない。
白瀬ユキ「岸の子守唄」、23日に先駆け一度きりの生放送で
歌手・白瀬ユキが23日の音楽祭「岸辺の歌」で初披露する「岸の子守唄」の公式カバーについて、協会ラジオが20日夜、一度きりの生放送枠を設けることが17日、分かった。既報のとおり稽古は録音無しの口移しで進められており、事務所は「音源として残す披露ではない」と説明している。
「岸辺の歌」前売り券、3日で完売 主催の潮騒レコード、追加公演を検討
13日に発売された音楽祭「岸辺の歌」(23日・岸浜公園)の前売り券が、16日までに完売したことが分かった。主催の潮騒レコードによると、初の屋外開催で動員見込みを前年の約3倍に広げたにもかかわらず、発売からわずか3日での完売。同社は当日券の扱いを含め、追加公演の可否を検討しているという。
音楽祭「岸辺の歌」前売り券、13日発売 初の屋外開催に窓口へ長い列
潮騒レコード主催の音楽祭「岸辺の歌」(23日・岸浜公園)の前売り券が13日、発売された。過去6回はいずれも屋内開催だったが、今回は初の屋外開催で動員見込みは前年の約3倍の5千人。白瀬ユキの「岸の子守唄」公式カバー初披露や柳亭岸八の新作落語も予定され、発売開始前から窓口に列ができた。
岸辺の人々(9) 立会人として、あと何年立てるか 潮田一さん(73)
岸渡りの立会人を四十年近く務めてきた潮田一さん(73、漂着一世)は、市が検討する立会人名簿制度の対象者の一人だ。一世約480人のうち体力面で立会可能なのは百数十人という既報の数字に、潮田さん自身も含まれる。連載「岸辺の人々」の9回目は、儀礼の内側から名簿制度を見つめる。
落語家・柳亭岸八、「岸落語」新作を初披露へ 23日「岸辺の歌」出演前に稽古を明かす
落語家・柳亭岸八さん(68)が11日、23日開催の音楽祭「岸辺の歌」の高座で新作「窓芸(まどげい)」を初披露すると明らかにした。漂着一世として知られる柳亭さんが、湾岸発の風習「窓の日」を題材に描く新作。チケットは13日発売で、稽古の様子を報道陣に公開した。
岸辺の人々(8) 施設のテレビで聴いた「同じ歌」 深浦タキさん(88)
漂着記念日の式典に来られなかった一世18人の一人、深浦タキさん(88)は、湾岸のふれあいホームで職員や他の入所者とともに中継を見た。歌詞の意味は伝わらないまま、それでも「同じ歌」だと分かったという。式典から3日、施設での日々を訪ねた。
白瀬ユキ、「岸の子守唄」公式カバーへ 音楽祭「岸辺の歌」23日開催
潮騒レコードは8日、漂着系音楽祭「岸辺の歌」を9月23日に岸浜公園で開催すると発表した。歌手の白瀬ユキが採譜者・岸浦汐さんの許諾を得て「岸の子守唄」の公式カバーを披露するほか、岸辺セブンやバンド「ヨルサギ」、落語家の柳亭岸八も出演する。
漂着五十一年、岸浜公園で式典 「岸の子守唄」半世紀ぶり人前へ
漂着記念日の7日正午、岸浜公園で式典が開かれた。1975年の集団漂着から51年。招待された一世121人のうち103人が会場に姿を見せ、式典冒頭には「岸の子守唄」が湾岸第三中学校を中心とする合唱団37人によって初めて公の場で歌われた。大潮集中観測の最終日と重なる中、大きな混乱はなかった。
採譜者・岸浦汐さん、本番前夜の譜面点検 「歌える者を、また一人」
「岸の子守唄」を半生かけて採譜してきた音楽教師・岸浦汐さん(74)は6日夜、公民館で明日の本番用の譜面を最後に点検した。全13番の歌詞は今も「意味未詳」のまま、対訳を配らない方針を貫く。連載「岸辺の人々」で紹介してきた一世の一人でもある岸浦さんに、本番前夜の思いを聞いた。
「岸の子守唄」本番前、最後の合同練習 37人、意味知らぬまま声を合わせる
漂着記念日(7日)の式典で初めて公の場で歌われる「岸の子守唄」の合同練習が5日、湾岸市民会館で行われた。既報のとおり湾岸第三中を中心とする37人の合唱団による本番前最後の全体練習で、採譜者の音楽教師・岸浦汐さん(74)が口移しで最終確認をした。歌詞の意味は式典でも読み上げられない方針が改めて確認された。
岸辺の人々(6) 岸谷タネさん(101) 「今年は、聴く係ですから」
9月7日の漂着記念日式典に招かれる漂着一世121人のうち、最高齢は101歳の岸谷タネさんだ。1975年の漂着当時すでに50歳だった。深川の長屋で二世の孫夫婦と暮らす岸谷さんに、52年という歳月と、式典への思いを聞いた。
「岸の子守唄」、本番前最後の合同練習 発音より先に、眠くなる声
9月7日の漂着記念日に初めて公の場で歌われる「岸の子守唄」の合同練習が30日、深川の市民会館で行われた。歌うのは市内の中学生合唱団28人。採譜した漂着一世の音楽教師、岸浦汐さん(74)が立ち会った。
岸の子守唄、初の公開合唱へ最終リハーサル 岸浦さん「歌える者が三人、増えた」
半世紀ぶりに譜面化された「岸の子守唄」が、9月7日の漂着記念日の集いで初めて公の場で歌われる。29日、ハーフの中学生合唱団が採譜者の岸浦汐さん(74)を招いて最終リハーサルを行った。
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アニメ「灯しびと」主題歌、白瀬ユキ。
来春TCT放送。来月上旬、主題歌を先行配信。
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