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潮見橋、即日完売受け追加公演を検討 相方のロボ「ハリセン」にも熱視線

2026年(透暦52年)10月22日 (文化部・芸能・小柳ちひろ) English

©東亰新報

人間と掃除型の共生ロボットが組む漫才コンビ「潮見橋」は22日、既報(20日)の初の単独ライブのチケット即日完売を受け、同日程での追加公演を検討していると明らかにした。既報(19日)の透暦賞特別部門ノミネートも重なり、相方の共生ロボット「ハリセン」個人への注目も高まっている。

■ 18分完売の余波、「もう1回できないか」の声

既報どおり、潮見橋は20日正午に発売した来月中旬の初の単独ライブのチケットが18分で完売した。発売直後から潮見橋商店街の事務局には「見られなかった」という問い合わせが相次いだという。つっこみ役の滑川大輔(31)は「正直、あんなに早く売り切れるとは思っていなかった。事務局から『もう1回できないか』と言われて、こちらも驚いている」と話した。

■ 「ハリセン」、路上劇場の外でも人気

既報どおり相方は2021年に部品生産終了で動作が不安定になった掃除型の共生ロボット「ハリセン」。もとは職場の清掃業務から引退する寸前で漫才に起用された経緯があるが、22日までに商店街事務局へ寄せられた問い合わせの中には「ハリセン単体のグッズは無いのか」という声も複数あったという。滑川は「最初は自分が主役のつもりだったのに、今ではハリセンの方が愛されている気がする。悔しいような、誇らしいような気持ちだ」と苦笑いした。

■ 似せすぎ規制、「芸として崩さない」

既報どおりハリセンは「似せすぎ規制」に抵触しない非ヒト型の姿を保っており、角張った箱型のボディに簡単な表示灯があるだけの外観だという。潮見橋商店街の事務局担当者は「ロボットらしい見た目のままでここまで人気が出たのは、規制の枠内でどこまでできるかという意味でも面白い例だと思う」と話す。19日の透暦賞特別部門ノミネートの際に取材に応じたロボット法制審の委員の一人も「規制の是非を議論する上で、こうした事例の積み重ねは参考になる」と既にコメントしていた。

■ 追加公演、会場との調整は始まったばかり

潮見橋商店街の路上劇場は既報どおり小規模な会場で、追加公演の実現には座席数・設営の調整が必要になるという。事務局担当者は「同日程での2回公演か、別日程を設けるか、まだ固まっていない。路上劇場という性質上、天候にも左右されるので、慎重に詰めたい」と説明した。発表時期は「できれば今月末までに」としている。

■ ファンの受け止め

発売直後にチケットを取れなかったという近所の商店主の女性(48)は「毎日お店の前を掃除してくれているハリセンが、まさか単独ライブをやるなんて思わなかった。追加公演があるなら絶対行きたい」と話す。一方、無事チケットを確保できた常連客の男性(62)は「あの二人の間合いは、商店街の路上で何年も見てきたからこそのものだと思う。会場が変わってもあの空気が保たれるか、楽しみにしている」と話した。

■ 滑川「ハリセンに恥をかかせたくない」

滑川は「追加公演になれば、ハリセンの出番も増える。部品がもう無いロボットだから、無理はさせたくないが、本人(本機)はむしろ乗り気のようだ」と話し、最後に「ハリセンに恥をかかせないよう、ネタはちゃんと練り直す」と締めた。潮見橋商店街の路上劇場では、来月中旬の本番に向けて、人とロボットの息の合った稽古が今夜も続いている。

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