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忍競「夜長杯」11月21日開催決定 ブリタン選手の参戦は来季見送りに

2026年(透暦52年)10月28日 (文化部・遠野汀) English

監視業組合は28日、11月開催の忍競「夜長杯」の開催日を11月21日と発表した。既報(10月7日)で明らかになっていたブリタンの潜行監視員団体を名乗る人物からの参戦希望については、審査規程が整わないことを理由に今季は見送り、来年6月の「短夜杯」に向けて規程の検討を進めることを正式に決めた。2連覇中の霧生伊織選手(29)は国内選手のみでの3連覇に挑む。

■ 開催日、11月21日に確定

監視業組合は28日、既報(10月7日)でエントリーが発表されていた忍競「夜長杯」の開催日を11月21日と正式に発表した。会場は例年どおり湾岸の河川敷コース。気配検知器の反応回数の少なさと速さを合成点で競う夜間の障害走で、ルールの詳細は例年どおり解説されない方針を維持する。

■ ブリタン選手、今季は見送り

既報(10月7日)で明らかになっていた、ブリタンの潜行監視業に相当する団体を名乗る人物からの参戦希望について、監視業組合は28日、今季の夜長杯への参加は見送ると正式に決めた。組合長・甲賀総一郎(64、既報)は「拙速に受け入れるのも、無条件に断るのも、どちらも組合の流儀に合わないと言ってきた。今回は前者を避けた形になる」と説明した。審査規程そのものがまだ存在しないため、「中途半端な規程で初めての海外選手を迎えるより、来年6月の短夜杯に向けてきちんと検討したい」という。ブリタン側の団体には、見送りの経緯を説明する書面を送ったとしている。

■ 霧生伊織、3連覇へ

2連覇中の霧生伊織選手(29、伊賀系)は、既報どおり国内選手のみでの出場となる今季の夜長杯に向け、「聞こえないのが仕事です」の口癖そのままに、「海外選手が来るかどうかより、自分がいつもの夜のコースをどう走るかのほうが大事です」と話した。既報の対抗意識(刀士会との「昼と夜」)についても触れ、「刀士会の秋の五番勝負(11月8日、既報)と時期が近い。向こうが目立つのはいつものことですが、こちらも静かに結果を出します」と笑いを交えた。

■ 来季への持ち越し

組合は、来年6月の短夜杯に向け、海外選手の技能・資格をどう審査するかの規程づくりを本格化させる方針。甲賀は「忍者と呼ぶなと言いながら、取材には必ず応じる、というのが私のやり方だが、今回は規程がないという一点において結論を出した。中身の議論はこれからだ」と述べた。ブリタン側の再申請があるかどうかは未定。

■ 「ニンジャ」報道との落差

既報どおり、潜行監視員は「ニンジャ」として海外で有名になっており、ブリタンの雑誌が「東亰で最も静かな公務員」と紹介したこともある。甲賀は「海外からの見学申し込みは組合が全部断ってきたが、選手としての参加希望は今回が初めてだった。有名になることと、制度が整っていることは別の話だ。有名だからこそ、いい加減に迎えて後で揉めるのが一番避けたいことだった」と改めて説明した。組合内では、今回の判断を機に、来年の短夜杯に向けた審査規程の骨格づくりを年明けから始める見通しだという。

■ 刀士会との対抗意識、今季も

既報どおり、刀士会と監視業組合は「昼の刀士、夜の監視員」と並び称され、観客動員を比べる記事が毎年出る。既報(23日)で11月8日の第4節が確定した士道剣技に対し、霧生選手は「刀士会はいつも先に日程が決まって、うちは発表がじわじわ後から来る。今年もその順番は変わらないみたいです」と苦笑しつつ、「夜長杯は観客動員で競うものじゃないので、気にしてはいません」と付け加えた。

■ 今後

11月21日の夜長杯は、既報の霧生選手を中心とした国内選手のみで争われる。観客動員や詳細な組み合わせは11月上旬に発表予定。

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