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岸辺セブン「灯りの先に」配信ランキング首位に 獣徴のある2人が心境語る

2026年(透暦52年)9月28日 (文化部・芸能・小柳ちひろ) English

©東亰新報

配信サービス「ミナト」の音楽部門ランキングで、岸辺セブンの新曲「灯りの先に」(9月20日配信開始)が28日、初めて週間首位を獲得した。9月23日の音楽祭「岸辺の歌」での尾の振り付け完成披露が追い風となった形で、獣徴のあるメンバー2人が本紙の取材に応じ、振り付けにかけた思いを語った。

■ 配信開始から8日、初の週間首位

潮騒レコードによると、「灯りの先に」は9月20日午前0時の配信開始以来、既報のとおり初日から再生数を伸ばし続け、28日発表の「ミナト」音楽部門週間ランキングで初めて首位に立った。同社は「屋外音楽祭での生披露が、配信だけでは伝わらない部分を補ってくれた」とコメントしている。

■ 尾の振り付け、担当は岸柳ノア

既報のとおり、サビで尾を使う振り付けは配信当初は映像化されず、9月23日の「岸辺の歌」屋外公演で初めて生披露された。振り付けを考案したのは、グループのセンターで漂着三世の岸柳ノア(20)。取材に「最初は『尾を見せる』こと自体に抵抗があった。ステージでは隠さないと決めているけれど、振り付けとして『見せ場』にするのはまた別の勇気がいった」と振り返った。

■ もう1人の獣徴メンバー、率直な思い

グループにはもう1人、獣徴のあるメンバーがいる。浦畑いろは(うらはた・いろは、19、漂着二世)、本紙は本人の芸能活動を今回初めて記事で取り上げる。取材に「ノアちゃんが先に振り切ってくれたから、自分も楽になった部分がある。子どものころは耳を隠す髪型ばかりしていたけど、今は隠さない方が自分らしいと思えるようになった」と話した。制作サイドによると、振り付けの最終確認では、獣徴のない他メンバーも含め全員で「尾の動きが不自然に見えないか」を鏡の前で確認し合ったという。

■ ファンの反応、聖地巡礼も

音楽祭の会場となった岸浜公園には、配信ランキング首位を受けて28日も写真を撮る若いファンの姿が見られた。「岸見物」と紛らわしくならないよう、公園管理事務所は既報のとおり撮影マナーの掲示を強化している。20代のファン女性は「振り付けの尾の動き、家で真似しようとしたけど全然できなかった。あれは本物じゃないと出せない動きだと思う」と笑った。別のファンの男性は「配信だけ聴いていたときはいい曲だなくらいだったけど、生で見てから聴き方が変わった。尾の先まで力が入っているのが分かる」と話した。

■ 潮騒レコード「数字より、次の一歩」

潮騒レコードの担当者は今回の首位獲得について「数字はうれしいが、これで満足するつもりはない。獣徴のあるメンバーがステージで隠さず立てる空気を作ることの方が、会社としては大事な仕事だと思っている」と述べた。岸辺セブンは混成7人組として結成された当初から、獣徴の有無にかかわらず全員が同じ振り付け・同じ衣装で立つことを方針としてきた経緯があり、今回の尾の振り付けはその方針の延長線上にあるという。

■ 湾岸テレビも歓迎コメント

既報のとおり湾岸テレビ(BTV)は「壁上バラエティ」などで壁上競走選手を頻繁に起用してきたが、今回の首位獲得を受け、岸辺セブンの特集枠を10月中に組む方向で調整に入ったことが分かった。BTV広報は「配信で火がついた曲を、地上波でどう扱うかは局としても新しい挑戦になる」とコメントした。潮騒レコード側も「配信と生の舞台、両方があってこその今回の結果。テレビでの見せ方はこれから相談する」と歩調を合わせる姿勢を示している。

■ 次は劇場アニメ、篠宮の出演も調整中

潮騒レコードは、11月14日の追加公演(既報)に向けた稽古を継続する方針。あわせて、女優・篠宮ひかり(既報)の劇場アニメ出演交渉が進んでいることも今回判明したが、詳細は「決定次第、改めて発表する」として明らかにされなかった。岸柳ノアは「追加公演では、今回の尾の振り付けをもう一段進化させたものを見せたい」と意欲をのぞかせた。

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