深川で未明に中規模揺らぎ 貨物状の漂着物3点、TDAが回収
21日午前3時40分ごろ、東亰・深川2丁目の路上で中規模の揺らぎが発生し、貨物とみられる漂着物3点が確認された。東亰次元境界観測管理局(TDA)が回収し、周辺約200メートルが約4時間立ち入り規制された。けが人はなかった。
TDAによると、揺らぎは約90秒間持続し、透過規模は今年市内で観測されたもののうち3番目に大きい。漂着物はいずれも金属製の容器状で、最大のものは長さ約2メートル。表面には文字列とみられる刻印があるが、「既知のどの観測記録とも一致しない」(TDA広報室)といい、3点とも亀戸の第三鑑定センターへ移送された。
現場は住宅と町工場が混在する一角。近くに住む飲食店経営、瀬能タカラさん(41)は「窓が鳴るような低い音で目が覚めた。この町で育って三度目だが、慣れるものではない」と話した。瀬能さんは漂着二世で、店には当時を知る常連も多いという。
TDA予報課は20日夜の時点で、湾岸部から城東にかけて透過指数「中」を発表していた。同課は「予報圏内での発生であり、観測網は正常に機能した」としている。
回収された漂着物は次元境界管理法に基づきいったん国庫帰属となる。現場では今回も、規制線の外から撮影しようとする「岸見物」の人垣ができ、深川署が立ち止まらないよう呼びかけた。